ご挨拶
広島大学理学部化学科・先進理工系科学研究科化学プログラムのWEBサイトにようこそ!
広島大学理学部化学教室の歴史は,昭和4(1929)年4月に広島文理科大学が創設された際に端を発しており,化学科は創設当初からその一翼を担ってきました。
その後,昭和24(1949)年5月に広島大学が創設された際に理学部化学科が設置され,現在に至っています。2019年には化学教室90周年記念事業を盛大に行いました。
大学院としては,2020年の先進理工系科学研究科の新設に伴い,理学研究科化学専攻から先進理工系科学研究科化学プログラムへと組織変更がなされています。
理学部化学科は現在,15の研究室から構成されており,それぞれ特長的な世界最先端の研究を推進しています。その研究分野は,有機化学,無機化学,分析化学,固体物性化学,物理化学,量子化学,生物化学,放射化学など多岐にわたっており,基礎的な化学分野のほぼすべてを網羅しています。
化学は分子,原子を取り扱う学問であり,私たちの身の回りに存在するものはすべて分子,原子により構成されていることから,その研究対象には枚挙にいとまがありません。
世の中の化学現象は様々な要因がからみあって発現しており,これを理解し制御することは大変な困難をともないます。
理学部化学科で学ぶ,研究する化学は,「なぜ」「どうして」を大切にしています。そして,様々な化学現象の本質を理解したい,という知的欲求が私たちの研究・教育の原動力になっています。
このことが最終的に,次世代の発展や持続可能な社会の構築につながると考えています。
「あなたのやりたい化学はここにある!」
これからの広島大学理学部化学科・先進理工系科学研究科化学プログラムにどうぞご期待ください。
教職員一同
学科長・プログラム長
- R6年度化学科長:吉田 拡人
- R6年度化学プログラム長:高口 博志